互助会ブログとその類型について

ブコメだけしてても最近はつまんねーな、と思ってブログ始めた次第。よろしくお願いします。

まず、書きたいのは、互助会ブログ(またはその類型)が元凶でホッテントリが劣化してる仮説。ある種の憎悪が含まれているので、公正さに欠くエントリとなることはご了承いただきたく。


・(ここでいう)互助会ブログとは

ここでいう互助会ブログは多分厳密な意味、または当初の呼称と異なり、また、各々の定義もまた異なっていると思われるから、本エントリでの意味合いについては定義しておきたい。


そして、上記ブログの特徴としては下記が挙げられる。(主観的な尺度多々)

  • 記事に内容がない、または薄い
  • 頻繁にアフィリエイト収支報告がある
  • 他人のブログをやたら誉める
  • ネットで拾ったフリー画像を多用し、自分で画像を用意しない。
  • 金のかかる企画をやらない
  • 時間のかかる企画をやらない
  • 伝聞情報だけで構築された記事
  • 二番煎じ

・何が問題か

や、普通に誰一人として(恐らく筆者も)面白いと思ってないエントリでホッテントリが埋め尽くされるって状況がそもそもおかしい、と。サービスが機能不全になっている。

「いや、純粋に面白いからブックマークしてるかもしれない」と言う意見もあるだろうけど、
個人として楽しむ
→各エントリにブクマする必要ないでしょ
感想が書きたい
→コメント欄かトラバで書け

勿論他の理由もあるかと思うけれど、やっぱり、記事の質に関わらずブックマークでエントリを喧伝する行為は広義のスパムだと思うわけで。

異常を認識したのは昨年だったが、善悪は置いておいて、互助会が存在しない状態では大体が下記のパターンでホッテントリが構成されるイメージだった。

[50%]思わずつっこまざるを得ない記事。炎上。
[20%]増田
[10%]本当の良記事(最近だと岩田さん関連の記事とか)

でも、いまは4~6割くらいが互助会の印象(新着は8割近い感じ)読む価値が無い記事が多すぎるんじゃねーの、と。


・互助会が増えるとどうなるか

ちょっと想像すればわかることなのだけれど、敢えて書きたい。例えば、オリコンがAKBとジャニーズに占拠され、ランキング自体が音楽ファンの興味を全く引きつけなくなったのと同じように、はてブも互助会に占拠され、面白い記事を探すユーザに見放されるようになるだろうってこと。そして、アクティブユーザが互助会だけになればホッテントリに入ってもPV流入が伸びない、ただのブログランキングサービスとなる。

はてなはこの状況をどう思っているのだろうか。

はてなブログユーザは、はてなを「ブログサービス」と考え、(ブログを書く)ユーザが増えるのがはてなのためにも良い、と蒙昧に思っている気がするんだよね。でも、本当にそうか、と。

実際にははてなもマネタイズを広告収入で行っている以上、アクティブユーザ数が最重要な指標となっているはずで、このまま互助会を放っておいて、はてなで最もアクティブユーザが多いはてブというサービスを衰退させていく結果となったら、どうする気なんだろう。


・対策は

まあ個人でできることは、炎上してない限り上記に該当するブログをブクマしないことぐらいしかないか。あとは、ちゃんと面白い記事を自分でみつけたら初発ブクマするくらいか。

はてなには、ホッテントリアルゴリズム改善と、特定のブログについてフィルタリングする仕組みの実装を求めたい。

そんな感じで。